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J-GLOBAL ID:201302287880001584   整理番号:13A1819055

ポリ(エチレングリコール)およびL-ポリ(アラニン-co-フェニルアラニン)ブロック共重合体中へのD-アラニンの組込みは,それらのナノアセンブリおよび酵素分解に影響する

Incorporation of D-alanine into poly(ethylene glycol) and L-poly(alanine-co-henylalanine) block copolymers affects their nanoassemblies and enzymatic degradation
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 33  ページ: 8014-8022  発行年: 2013年09月07日 
JST資料番号: W2327A  ISSN: 1744-683X  CODEN: SMOABF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本検討では,天然L-アミノ酸から成るL-ポリペプチドに及ぼす非天然アミノ酸(D-異性体)の影響を検討するため,ポリ(エチレングリコール)-L-ポリ(アラニン-co-フェニルアラニン)(PEG-L-PAF)ブロック共重合体中にD-アラニンを部分的に取り込んだ。L-PAF中へのD-アラニンの取り込みが,そのポリマ酵素分解性と共に,二次構造,ナノアセンブリおよび結果として生じる高分子水溶液の状態図に影響する,と仮定した。L-アラニンとD-アラニンの混合組成を有するPEG-L-PAFは,ランダムコイル構造を形成しそして小さなミセル状ナノアセンブリを産生し,其処ではエナンチオマ組成が,α-ヘリックスとβ-シート二次構造そして大きな寸法のミセル状ナノアセンブリを形成していた。そのポリマ水溶液のゾルからゲルへの転移温度は,ポリマの単純なモノマベースの疎水性から予想されるそれより,L-アラニンとD-アラニンの混合組成を有するPEG-L-PAFでは可なり高くなっていた。PEG-L-PAFの酵素分解は,PEG-L-PAF中へD-アラニンの部分取込みの結果として低下していた。本報は,L-ポリペプチド系バイオマテリアル中へのD-アミノ酸の部分取込みは,蛋白質分解酵素に対するその材料の安定性を増すだけでなく,そのポリマの二次構造,ナノアセンブリそして従ってゾル-ゲル転移迄も変化している,ことを示唆していた。
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分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
共重合  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  ポリエーテル  ,  酵素一般  ,  一成分系の相平衡・状態図  ,  高分子溶液の物理的性質 

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