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J-GLOBAL ID：201302287910589662   整理番号：13A0017726

ものが劣化するということ 高分子材料の劣化

著者 (1件)： 黒田真一 (群馬大 大学院工学研究科)
資料名： 化学と教育  (Chemistry & Education)
巻： 60  号： 12  ページ： 506-510  発行年： 2012年12月20日 
JST資料番号： G0942A  ISSN： 0386-2151  CODEN： KAKYEY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プラスチック製品は使用過程において劣化反応を起こし,強度低下,変退色,光沢減少などという製品性能の劣化が起こる。このような諸物性の劣化は分子量や分子間力が次第に損なわれるために発生する。劣化を起こす要因には,光,熱,放射線,電気的作用,機械的作用,微生物,薬品,大気汚染物,水分などがあり,自然環境下ではこれらの劣化要因は複合的に作用する。高分子の劣化素反応(主鎖のランダム分解,解重合,側鎖の反応,架橋と炭化),自動酸化,光劣化(光の吸収,励起状態の生成,励起状態からの反応)及びプラズマによる表面改質について概説した。

シソーラス用語： *材料 ,  *物質 ,  *劣化 ,  切断 ,  解重合 ,  架橋【高分子】 ,  自動酸化 ,  光劣化 ,  表面改質 ,  プラズマ処理
準シソーラス用語： *高分子材料 ,  主鎖切断

分類 (1件)： 抵抗性  (YH02050K)

引用文献 (6件)：

• 1) 大澤善次郎. 高分子劣化・長寿命化ハンドブック. 丸善. (2011)
• 2) 高分子の長寿命化技術. シーエムシー. (2001)
• 3) Degradation and Stabilization of Polymers. Elsevier. (1983)
• 4) 杉森彰. 光化学. 裳華房. (1998)
• 5) 特集 : 光劣化と分光特性. マテリアルライフ学会誌. (2005) vol.17,

タイトルに関連する用語 (1件)： 高分子材料