抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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工業力学は,高校課程の物理学の力学から機械系の専門工学への橋渡しの役割を持ち,高専では技術者教育の導入学年(高専3学年)の基礎科目に位置付けられる。機械工学科の工業力学では,機械系の専門に入るための基礎知識を教えるが,理論的なことのみならず,工業的な実学へも繋がるように,技術士補/技術士の試験の基礎科目との関連も求められる。本報告では,身近にある「輪ゴム」を用いた実験から理論モデル構築・数値シミュレーションの教材開発を試み,実験とモデル化の一定の結果が得られたので報告する。本文では錘の重さと輸ゴムの伸びの静釣合い実験について述べ,測定値から相関式を求めた。また,平衡状態周りの振動実験から振動周期を求めた。更に,それらの測定値と処理結果を用い,錘の運動方程式を数値解析して,結果を考察する。