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J-GLOBAL ID：201302287949658238   整理番号：13A1767401

重陽子の光分解におけるハドロン型弱い相互作用により誘発された中性子の偏極

Polarization of the neutron induced by hadronic weak interactions in the photodisintegration of the deuteron

著者 (5件)： SHIN J. W. (Sungkyunkwan Univ., Suwon, KOR) ,  HYUN C. H. (Daegu Univ., Gyeongsan, KOR) ,  HYUN C. H. (Korea Inst. Advanced Study, Seoul, KOR) ,  ANDO S.-I. (Daegu Univ., Gyeongsan, KOR) ,  HONG S. W. (Sungkyunkwan Univ., Suwon, KOR)
資料名： Physical Review. C. Nuclear Physics  (Physical Review. C. Nuclear Physics)
巻： 88  号： 3  ページ： 035501.1-035501.10  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： D0747A  ISSN： 0556-2813  CODEN： PRVCAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低エネルギーでの2核子弱い相互作用を調べることのできる新しい偏極観測量を考察した。光子による重陽子の分裂で出てゆく中性子の偏極は,2核子相互作用がパリティーを保存するときは,ある一つの方向でのみ零でないようにできる。しかし,パリティー破る成分があるときには,この方向に直行する二つの軸方向の偏極が零でなく残る。これらのパリティーを破る偏極を一般的に表わし,ダイバリオン場を取り入れたπ中間子を含まない有効場理論で計算した。この理論には,3個の未知の低エネルギー定数が含まれており,新しい偏極観測量をこれらの線形結合で表わし,それらの係数を決めた。これらの係数を,パリティーを破る<span style=text-decoration:overline>^→n</span>p→dγの非対称性,およびnp→dγにおける偏極に現われる観測量と比較し物理量のオーダーを評価し,測定の可能性を議論した。また,ハドロン型弱い相互作用の理解への示唆を議論した。

シソーラス用語： *弱い相互作用 ,  パリティ ,  核反応 ,  散乱 ,  ダイバリオン ,  光分解 ,  *核力 ,  対称性の破れ
準シソーラス用語： *パリティの破れ ,  核反応と核散乱における偏極 ,  *重陽子光分解

分類 (2件)： 重陽子,三重陽子による反応・散乱  (BG04060J) ,  核力  (BG02030O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 重陽子 ,  光分解 ,  ハドロン ,  弱い相互作用 ,  誘発 ,  中性子 ,  偏極