抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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可塑性ベースの歪みの予測法を改善して,溶接シミュレーションの計算的に集中的な性質に対処した。単純な溶接形状の有限要素モデルの二次元(2D)または三次元(3D)の熱弾塑性解析(EPA)を用いて,代表的に最初に計算した塑性歪みを,完全な構造の有限要素モデルにマッピングして,線形弾性解析を行うことにより歪みを予測した。歪みを制御するための溶接シーケンスを最適化するために,新理論を開発して,塑性歪みへの溶接相互作用の影響を考慮した。この改良法を,T継手における実験的研究で検証し,軽加工と重加工の2つの大規模溶接構造物で試験して,サーモ-EPAを用いた本格的な歪みの予測と比較した。三次元ソリッドおよびシェルモデルを,重加工,軽加工にそれぞれ使用して,各々の溶接による塑性歪みを計算した。この方法と熱-EPAとの間の定量的比較は,この方法が,種々の溶接シーケンスに対して,かなり正確に歪みを予測できで,約1,2桁高速であることを示した。さらなる技術開発により,この方法は,溶接シーケンスを最適化するための理想的なソルバーになることができると,これらの知見から結論づけた。Copyright 2012 ASM International Translated from English into Japanese by JST.