抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大島商船高等専門学校の「島スクエア」プロジェクトは人口減少と高齢化が進む地域で起業家を養成し,それぞれが得意とする能力を生かして事業に結びつけ,地域再生につなげようという試みで,地元の自治体と起業家および諸団体と協力して進めてきた。本文では,最終年度を迎えた「島スクエア」商品開発起業コースの方針と修了生支援の実施状況について紹介し,事業継続のため設立した「島スクエア起業教育研究センター」と今後の展望について述べた。4年目を迎える商品開発起業コースは,これまでの2年間と同じ方法で行った。受講生の決定に際し,来年度も講座実施が行えるか不明なため希望者は全て受け入れ,その結果,受講生は例年の2倍以上の22組(28名)となった。島スクエア起業教育研究センターの目指す内容は,講座の実施,起業や商品開発の支援,地域再生につながる専門分野の実践,地域交流,賑わいの場でふれあい市場を定期的に行う。