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J-GLOBAL ID：201302287999453629   整理番号：13A0554769

エコロジカル・ボラタイル 生態系での香りの機能 第7回 植物の香りが媒介する生物間コミュニケーションを紐解く

著者 (1件)： 米谷衣代 (京大 生態学研究セ)
資料名： Aroma Research  (Aroma Research)
巻： 14  号： 1  ページ： 53-57  発行年： 2013年02月28日 
JST資料番号： L6372A  ISSN： 1345-4722  CODEN： ARREFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物の香りが媒介する生物間コミュニケーションの包括的な研究を紹介した。自然生態系において実際に相互作用している植物-植食者-天敵からなる相互作用系として,ヤナギ属植物-ヤナギルリハムシ-カメノコテントウを用いた。はじめに,植食者にとっての利用される植物の香り情報と,その情報の利用法を紹介した。次に香り情報が繋げる捕食者と植物の相互作用について紹介した。また,植物が香り情報を発信する生態学的意義と植物群集における香りの機能についても論じた。

シソーラス用語： *生物相互作用 ,  ヤナギ属 ,  *ハムシ科 ,  *テントウムシ科 ,  嗅覚 ,  匂い ,  生体刺激 ,  コミュニケーション ,  捕食者
準シソーラス用語： *カメノコテントウ ,  *ヤナギルリハムシ ,  *植食動物 ,  匂い刺激 ,  *捕食者-被食者相互作用

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

引用文献 (23件)：

• 1) Roitberg,B.D.and Isman,M.B.(eds):Chapman&Ha11, New York (1992)
• 2) Schoonhoven,L.M.,vanLoon,J.J.A.and Dicke,M.:Oxford University Press (2005)
• 3) Visser, J,H.:Annu. Reu Entomol.31,121一144(1986)
• 4) Vet,L.E.M.andDicke,M.:Annu.Rev.Entomol.37,141 (1992)
• 5) Takabayashi J.,DickeM.and PosthumusM.A.:Chemoe-cology 2, 1 (1991)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生態 ,  香り ,  植物 ,  生物 ,  コミュニケーション