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J-GLOBAL ID:201302288025235892   整理番号:13A1827648

スウェーデンの中規模河川におけるダム撤去に対する大型無脊椎動物の長期タクソン特定応答

LONG-TERM TAXON-SPECIFIC RESPONSES OF MACROINVERTEBRATES TO DAM REMOVAL IN A MID-SIZED SWEDISH STREAM
著者 (4件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 1082-1089  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: T0364A  ISSN: 1535-1459  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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スウェーデン南部のNissan川(河道長186km,流域面積2886km2)において,下流大型無脊椎動物群集に対するダム撤去の短期的影響と長期的影響の両者を調べた。ダム直下流区間とダムの影響のない基準区間において,ダム撤去前後の無脊椎動物をサンプリングし,大型無脊椎動物群の組成,分類学的豊かさ,総密度および個別密度を比較した。サンプリングは,ダム撤去6カ月前,ダム撤去6カ月後および3.5年後に行った。MANOVAによって,基準サイトとダム下流サイト間,ダム撤去前後および撤去後経過年数間の大型無脊椎動物密度と分類学的豊かさの差の有意性を検定した。その結果,ダム撤去は下流サイトで一部の大型無脊椎動物タクサを減少させたが,群集組成には影響がないことを示した。とくに,甲虫類とカワゲラ類にはダム撤去の最も強い影響が見られ,基準サイトと影響サイト間の差として見たダム撤去の影響が時間的に増大することを示した。ダム撤去後に分類学的豊かさが減少した要因として,前貯水池からの流送土砂量の増加とその後の好ましい基質の損失が考えられる。この結果は,下流大型無脊椎動物群集に対するダム撤去の影響を把握するためには,様々な生物に対する長期調査が必要であることを示している。
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分類 (1件):
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河川調査・計画 

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