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J-GLOBAL ID:201302288029402351   整理番号:13A1592644

亜麻繊維の引張特性の年度別再現性試験

A study of the yearly reproducibility of flax fiber tensile properties
著者 (7件):
資料名:
巻: 50  ページ: 400-407  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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複合材料の補強材料としての亜麻繊維のガラス繊維代用をテーマとした研究が広がりを見せている。そこで,本試験では亜麻8試料(品種「Marylin」)を供試して2009~2011年の連続3年間にわたって同じ地理的地域で栽培した。なお,そのうちの2年間は雨量不足であった。基本繊維のYoung率と破断強さの平均値は,それぞれ47~64.4GPaおよび853MPa~1109MPaであった。引張パラメータの値の分散は,既往文献に報告された値よりも減少した。しかし,繊維測定部位による試験の主要な不確実性は,まだYoung率と破断強さでそれぞれ標準偏差の32%および23%を占めていた。その他の標準偏差の大部分の要因は,繊維の履歴(栽培,レッティング処理およびスカッチング処理)によるものであった。ANOVA統計解析では,Marylin繊維の平均引張特性は栽培年度に関わらず比較的安定していた。亜麻繊維自体の複合材料としての利用を考えると,生化学データはセルロース系残渣の割合(約84%)と酸性抽出物(複合材料マトリックス)に対するアルカリ性抽出物(被覆界面相)の割合(1~1.7)が注目された。この割合は中性のヘミセルロース類による微小繊維間の架橋の形成に適している。さらに,最も激しい乾燥ストレスを受けた2011年の試料は,アルカリ性抽出物の含有量や組成にばらつきがあったが,基本繊維の引張特性が向上する傾向が認められた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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高分子材料一般  ,  充填剤,補強材  ,  繊維物理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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