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J-GLOBAL ID:201302288039970722   整理番号:13A1931631

新しい検出器を用いたIBARAKI生物学的結晶回折計iBIXに関する性能の評価

Evaluation of performance for IBARAKI biological crystal diffractometer iBIX with new detectors
著者 (10件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 994-998  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: W0763A  ISSN: 0909-0495  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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タンパク質周辺の水素原子と水分子は,3次元構造の安定性と生理学的情報において重要な役割を果たす。最近,世界中の様々な企画によって1000個に亘るタンパク質の構造が解明されてから,タンパク質分子中における水素原子の位置情報に関する要請が増してきた。中性子回折は,高分解能X線回折の相補的な技法として,タンパク質中における水素原子の状況を直接解明するための実験方法を提供する。IBARAKI生物学的結晶回折計(iBIX)は,茨城県が主に資金提供して構築した装置で,主に様々な生命過程における生体高分子の水素,プロトン化および水和構造を解明するための高性能飛行時間型中性子単結晶回折計である。本稿では,新しい検出器を用いたIBARAKI生物学的結晶回折計iBIXに関する性能を評価した結果を報告する。2012年から,iBIXの14個の既存の検出器の改良が始まり,また16個の新しい検出器が導入され,2012年の終わりに,新しい検出器の試運転が完了した。標準タンパク質としてのリボヌクレアーゼAに関する一連の回折データを収集し,従来の結果と比較することによってその性能を評価した。回折データの分解能,対称性に関係する反射強度の間の同等性および微細構造の信頼度は,大幅に改善されることが分かった。次の段階では,バックグラウンドの抽出,データの補正法,集積法,分散処理などが改善される予定である。
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分類 (1件):
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中性子回折法 
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