抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バスを取り巻く社会環境,バス事業,規制に関わる動き,新型車両,デザイン,車体構造について解説した。2012年4月に起きた関越自動車道での高速ツアーバスの壁面衝突事故,被災地における代行バスの運行などの状況,すなわち競争の激化による収益性の悪化と高速ツアーバスの路線バス化は,バス事業者のみならずバス業界全体に大きな影響を及ぼしている。全国の乗り合いバスの輸送人員は2009年度の41億7710万人から2010年度は41億5800万人に減少した。貸し切り事業者の営業収入は10年前の半分程度に減少する一方,貸し切りバス運転者の平均年間総労働時間は他の産業に比べて1.3倍に達している。バスの生産台数は,2012年,122220台で,代替需要のかなりの部分が中古車で補われている。