文献

J-GLOBAL ID：201302288084352908   整理番号：13A0623615

浮遊粒子状物質中の極微量オスミウム,ルテニウムおよび鉛: それらの同時ボルタンメトリー定量を改善する機器データムとしてのピーク面積

Ultratrace Osmium, Ruthenium and Lead in Airborne Particulate Matter: Peak Area as Instrumental Datum to Improve Their Simultaneous Voltammetric Determination

著者 (2件)： LOCATELLI Clinio (Univ. Bologna, Bologna, ITA) ,  LOCATELLI Clinio (Univ. Bologna, Ravenna, ITA)
資料名： Electroanalysis  (Electroanalysis)
巻： 24  号： 12  ページ： 2273-2282  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： T0736A  ISSN： 1040-0397  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最良の電気化学応答を得る機器/化学パラメータを最適化し,機器データムとしてピーク面積とピーク高さを比較することと前者による分析手順の感度増強を示すことが目的である。同時ボルタンメトリーにより,ピーク高さではなくピーク面積を提案し,自動車排ガス中の超微量Os(VIII),Ru(III)およびPb(II)粒子状物質で一桁を超える低い検出限界を達成した。示差パルス触媒ボルタンメトリーにより,支持電解質参照溶液の上記イオンを定量した。支持電荷質溶液として0.3molL^-1酢酸塩緩衝液pH4.5+6.9×10^-2molL^-1NaBrO₃+2.3×10^-4molL^-1EDTA-Na₂)を用いた。参照溶液は四酸化オスミウム,ルテニウム(III)および鉛(II)高濃度酸性溶液を用いて調製した。臭素酸塩存在下における触媒反応という増幅効果により,本方法は高い感度を示した。分光法により,本分析手順を検証した。

シソーラス用語： 浮遊粒子状物質 ,  *示差パルスボルタンメトリー ,  ピーク値 ,  同時定量 ,  触媒反応 ,  排ガス ,  ガス分析 ,  臭素酸塩 ,  *オスミウム ,  *ルテニウム ,  *鉛
準シソーラス用語： 超微量分析 ,  排ガス分析

分類 (3件)： 無機化合物の電気分析  (CC05024D) ,  粒状物調査測定  (SB03060E) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (8件)： 浮遊粒子状物質 ,  オスミウム ,  ルテニウム ,  鉛 ,  ボルタンメトリー ,  定量 ,  データム ,  ピーク面積