文献

J-GLOBAL ID：201302288113569989   整理番号：13A0536527

促進モルタルバー試験(ASTM C1567)において,フライアッシュはどのようにアルカリシリカ反応(ASR)を抑制するのか?

How does fly ash mitigate alkali-silica reaction (ASR) in accelerated mortar bar test (ASTM C1567)?

著者 (4件)： SHAFAATIAN Seyed M.H. (I.S. Engineers, 245 Commerce Green Boulevard, Suit #200, Sugar Land, Texas 77478, USA) ,  AKHAVAN Alireza (The Pennsylvania State Univ., 3127 Res. Drive, State Coll., PA 16801, USA) ,  MARAGHECHI Hamed (The Pennsylvania State Univ., 3127 Res. Drive, State Coll., PA 16801, USA) ,  RAJABIPOUR Farshad (The Pennsylvania State Univ., 223B Sackett Building, Univ. Park, PA 16802, USA)
資料名： Cement & Concrete Composites  (Cement & Concrete Composites)
巻： 37  ページ： 143-153  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： B0500B  ISSN： 0958-9465  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ASTM C1567は,反応性珪酸質骨材を含む調合におけるアルカリシリカ反応(ASR)を抑制するための,補助的結合材料(SCM)の必要混合比を決定するために,一般に使用されている促進試験方法である。過去の研究は,フライアッシュ及びその他のSCMは,主としてアルカリ希釈及び固定によって,ASRを抑制することを示唆した。しかしASTM C1567では,細孔溶液のアルカリ性はほとんど外部浸漬溶液からのNaOHの浸透によって影響されており,このことはアルカリ希釈及び固定の有効な効果を消去できた。本実験においてフライアッシュがASRを抑制した理由をより良く理解するために,本研究では6つの潜在的ASR抑制メカニズムを定量的に評価した。1)アルカリ希釈,2)アルカリ固定,3)物質移動減少,4)引張強度の増大,5)ASRゲルの変化,及び6)骨材溶解速度の低下。その結果,2),3),4)及び6)が主要な抑制メカニズムであり,1)及び5)は無視できる影響であることが分かった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アルカリ骨材反応 ,  *フライアッシュ ,  *材料試験 ,  *モルタル ,  抑制 ,  ASTM規格 ,  加速試験 ,  塩基 ,  希釈 ,  固定 ,  物質移動 ,  引張強さ ,  ゲル ,  溶解 ,  骨材 ,  間隙水 ,  抽出 ,  イオン拡散 ,  スペクトロスコピー ,  ガラス ,  ポルトランドセメント ,  圧縮強さ ,  電子顕微鏡観察 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  数学モデル ,  シミュレーション ,  経時変化 ,  膨張 ,  拡散係数 ,  濃度分布 ,  質量欠損
準シソーラス用語： EDS【分光分析】 ,  アルカリ ,  モルタルバー法 ,  電気インピーダンス分光法

分類 (3件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  その他の石材  (YC05070M) ,  建設材料試験  (RA06020D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 促進 ,  モルタル ,  試験 ,  ASTM ,  フライアッシュ ,  アルカリシリカ反応 ,  ASR