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J-GLOBAL ID:201302288158936842   整理番号:13A1228367

南オーストラリア州海岸部における樹冠強化塩化物堆積および塩化物物質収支法へのその応用

Canopy enhanced chloride deposition in coastal South Australia and its application for the chloride mass balance method
著者 (9件):
資料名:
巻: 497  ページ: 62-70  発行年: 2013年08月08日 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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塩化物物質収支(CMB)法の妥当性は,地表面への全塩化物入力の良好な定量化に依存する。開放野外で測定された捕集降水を用いて塩化物入力を定量化する従来の方法は,森林流域に適用するには問題がある。塩化物堆積は,従来の樹冠雨研究によって示されているように,樹冠によって大きく強化される可能性がある。しかし,この強化効果は,地下水涵養量推定のためのCMBでは検討されていないか一般に考慮されておらず,ユーカリ樹冠に関して塩化物沈着データはあまり得られていない。本研究では,南オーストラリア州の海岸林の天然ユーカリ林とマツ植林地において樹冠雨実験を行った。結果は,樹冠域における塩化物堆積が隣接開放野外よりも,ユーカリサイトで28%,マツサイトで89%有意に大きいことを示した。これらの結果は,CMB適用においてこの強化効果を無視した場合,地下水涵養量のかなりの過小推定をもたらす可能性があることを示している。強化効果に関する制御要因を調べるための半経験的モデルを提案した。このモデルは,CMB適用において塩化物入力を補正するのに役立つ。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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水文学一般 

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