抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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パワー・エレクトロニクスにおいて重要な部分である半導体スイッチング素子について解説した。具体的には,まず,半導体スイッチング素子の役割(スイッチング増幅で低損失に電力変換すること)について説明した。次いで,パワー・エレクトロニクスで使用される半導体スイッチング素子であるサイリスタやダイオード,IGBT,MOSFETなどについて,それぞれのメリット/デメリットを紹介するとともに(サイリスタは高耐圧であるが,スイッチング制御が難しいこと,MOSFETは高速スイッチングが可能であるが,損失に注意が必要であること等),これらの半導体スイッチング素子をうまく利用するためのポイントを明らかにした(低圧にはMOSFET,高圧にはIGBTが向いていること,モジュールを使うと便利であること等)。さらに,太陽光発電用インバータで使用する場合を想定して,半導体スイッチング素子の選定方法について述べた。