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J-GLOBAL ID:201302288205926958   整理番号:13A1583366

木質複合材における無ホルムアルデヒドダイズベース接着剤のためのグリセロール由来新規硬化剤の開発と評価

Development and evaluation of new curing agents derived from glycerol for formaldehyde-free soy-based adhesives in wood composites
著者 (3件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 659-665  発行年: 2013年 
JST資料番号: C0119A  ISSN: 0018-3830  CODEN: HOLZAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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エピクロルヒドリン(ECH)および水酸化アンモニウム(NH4OH)を反応させることで三種類の新規グリセロール系硬化剤を合成し,大豆粉接着剤の接着性を改善し,毒性ホルムアルデヒドを含まないクリーン接着剤を開発した。硬化剤IはECHとNH4OHの反応産物で,NH4OHおよびNaOHを加えて真空乾燥することで硬化剤IIを,硬化剤IIを水中でECHと反応させて硬化剤IIIを得た。2枚のポプラ,カエデ,モミ,マツ材パーティクルボードを接着して耐水性を試験した結果,硬化剤IおよびIIIは水中においても合板パネル接着性が維持できたが,硬化剤IIは接着性が維持されなかった。硬化剤IIで接着した合板パネルの破壊係数,弾性率および内部結合強度は,いずれも既存のM-2グレードのパネルよりも優れていた。硬化剤Iおよび硬化剤IIIは耐水性に優れた接着剤であるのに対し,SF-IIは耐水性には劣るものの接着性に優れた接着剤であると結論付けた。
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分類 (2件):
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各種接着剤  ,  改良木材 
物質索引 (4件):
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