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J-GLOBAL ID:201302288206917600   整理番号:13A0148327

銅に慢性的に曝露された幼い淡水イガイ科(Lampsilis siliquoidea)の死亡率,生物濃縮および生理反応

Mortality, bioaccumulation and physiological responses in juvenile freshwater mussels (Lampsilis siliquoidea) chronically exposed to copper
著者 (5件):
資料名:
巻: 126  ページ: 137-147  発行年: 2013年01月15日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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淡水LS科の初期の生命段階が,銅を含む無機化学物質に最も感受性が高い水生生物であることは公知であるが,銅の曝露の毒性作用機序および亜致死影響についてほとんど分かっていない。本研究で,長期の銅の曝露の生理作用(生存,成長,銅の生物濃縮,総体内イオン量,酸素消費量,濾過速度,ATPアーゼ活性および酸化ストレスのバイオマーカ)を,6か月齢のイガイ科(Lampsilis siliquoidea)(LS)で評価した。また,急性銅の攻撃に耐えるLSの回復能力を,生存,銅の生物濃縮および総体内イオン量を調査した。2および12μg Cu/Lに慢性的に曝露したLSは対照のLSより有意に高い死亡率を示し,幼いLSがUSEPAの慢性水質基準(WQC)(2.18μg Cu/L)および硬度から派生したUSEPA WQC(12.16μg Cu/L)で保護できないことを示した。軟組織銅負荷は両方の銅の曝露時間で等しく増加し,慢性毒性が銅の生物濃縮を示さなかった。最も関連のある生理的障害は,Na+K+-ATPアーゼ活性の抑制での総体内ナトリウム量の減少であり,金属誘発のイオン調節性の妨害を示した。また,濾過および酸素消費速度は,影響を受けた。レドックスパラメータは明らかな反応を示さなかったが,しかし,脂質過酸化(LPO)としての膜障害を両方の銅の曝露時間において認めた。前もって対照かまたは2μg溶解したCu/Lに保持したLSは,イオンホメオスターシスを保持し,4日間の回復期間の後に死亡しなかった。対照的に,12μg溶解したCu/Lに前もって曝露したLSは,50%の死亡率を示し,それらがすでに『帰還不能点』を示していた。銅に対する前曝露は,銅の攻撃試験へのLS反応に影響しなかった。また,慢性曝露に対する観察で,LSの死亡率は,イオン調節性の障害に関連していた。これらの結果は,銅に慢性的に曝露した淡水LSのイオン調節性の混乱が主な毒性機構であり,レドックスパラメータがこれらの動物の亜致死の銅毒性の指標として有効に見えないことを示す。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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水質汚濁一般  ,  重金属とその化合物一般  ,  動物に対する影響 
物質索引 (1件):
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