文献
J-GLOBAL ID:201302288231527247   整理番号:13A1053848

二枚貝Amiantis umbonellaにおける微量金属の蓄積に対する巣穴堆積物および間隙水の相対的重要性

Relative Importance of Burrow Sediment and Porewater to the Accumulation of Trace Metals in the Clam Amiantis umbonella
著者 (3件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 89-97  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: D0099B  ISSN: 0090-4341  CODEN: AECTCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,微量金属汚染の生物指標としての底生通性沈着物摂食二枚貝Amiantis umbonellaおよび都市/工業沿岸環境における全蓄積に対する二枚貝巣穴堆積物および間隙水の相対的重要性を評価することである。二枚貝の軟組織およびKuwait内湾の脱塩/発電プラント排出からの5km横断面に沿った二枚貝巣穴の堆積物および間隙水において,8種類の微量金属(カドミウム[Cd],クロム,銅,水銀[Hg],ニッケル,鉛[Pb],バナジウム,および亜鉛)の濃度を測定した。全ての金属は,参照場所よりも脱塩/発電プラント排出近くで収集した二枚貝において著しく大きな濃度をもち,また二枚貝の軟組織および巣穴堆積物および間隙水において点源からの距離と共に減少傾向を示した。Kuwait湾の汚染場所由来の二枚貝中のHg(1-9ppm[乾燥重量])の濃度およびPb(3ppm)およびCd(7ppm)の最大濃度は,ヒト摂取限度よりも大きい。二枚貝における金属濃度は,全ての場所にわたり,および点源に最も近い場所で巣穴堆積物および間隙水中のそれらと相関しているが,参照場所内では相関していない。汚染場所由来の二枚貝におけるPbを除く,全ての金属の濃度は,間隙水よりも二枚貝巣穴堆積物におけるそれらとさらに高く相関している。二枚貝軟組織中のPbの濃度は,堆積物よりも巣穴間隙水中のそれらとより強く相関している。これらの結果は,A.umbonellaが微量金属汚染物の優れた生物指標であり,また堆積物はこの底生二枚貝に対する汚染金属の重要な発生源であることを示している;しかしながら,各金属の発生源は個別に評価されなければならない。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋汚濁  ,  重金属とその化合物一般  ,  動物に対する影響  ,  魚類以外の水産動物 

前のページに戻る