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J-GLOBAL ID:201302288239209546   整理番号:13A1299641

MSP/Ni-LDH葉酸ターゲティングナノ粒子からのドキソルビシンの能動的放出を用いた癌治療と蛍光イメージング

Cancer therapy and fluorescence imaging using the active release of doxorubicin from MSPs/Ni-LDH folate targeting nanoparticles
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巻: 34  号: 32  ページ: 7913-7922  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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磁気感受性,刺激応答性,環境センシング,生体適合性のような多様な機能性を持つ階層化構造ナノ材料はバイオメディシンとバイオ検出類似物として高度に検討されている。本研究では生物分解性標的化薬物担体として新種の多機能性コア/シェルナノスフェアをデザインし,製造して,制御薬物放出進行と治療効果を細胞の蛍光状態によりin situでモニターした。第1に生物分解性を持つコア/シェルナノ粒子を,温熱経路を介して,コアとして磁性超粒子(MSP),シェルとして層状複水酸化物(LDH)を用いて合成し,反応パラメータをLDHシェルの望まれる構造を得るために検討した。抗癌剤ドキソルビシンをカルボキシル基で修飾し(DOX-COOH),アニオン交換相互作用を介してMSP/LDHナノスフェアのシェルに負荷した。腫瘍ターゲティング能をナノスフェアに付与するため,IDA(イミノ二酢酸)修飾葉酸を,キレート相互作用を用いてLDHシェル表面に成功裏に固定した。これらのナノ粒子は,HeLa細胞内で,抗癌剤ドキソルビシン(DOX)の標的化デリバリー用多機能性担体として挙動し,そのため,これらのナノ薬物は,正常細胞株HEK293細胞と比較して,HeLa細胞に対して明白な細胞毒性と阻害を示した。興味深いことに,これらのナノ薬物のインターナリゼーション後,腫瘍性HeLa細胞と正常HEK293細胞間の発光に鋭い対比があり,HeLa細胞の酸性細胞質は,LDHシェルのDOX-COOHを正電荷DOXへ迅速分解し,強い反発相互作用によりLDHシェルの正電荷インターカレーションからの迅速な脱離,短時間での腫瘍細胞全体への放出DOXの照明を刺激したが,HEK293T細胞では非常に弱い照明のみが見いだされた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 
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