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J-GLOBAL ID:201302288249627966   整理番号:13A1640876

海洋毒性渦鞭毛虫類Alexandrium catenellaの増殖と細胞外放出への銅とカドミウムの影響: 3D蛍光分光法でのアプローチ

Copper and cadmium effects on growth and extracellular exudation of the marine toxic dinoflagellate Alexandrium catenella: 3D-fluorescence spectroscopy approach
著者 (7件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 1230-1239  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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海洋毒性渦鞭毛虫類Alexandrium catenellaの増殖と溶存有機物(溶存有機炭素:DOC;蛍光性溶存有機物:FDOM)の生成への銅とカドミウムの影響を金属汚染試験で調べた。汚染環境を模擬するために,この種をCu2+(9.93×10-10~1.00×10-7M)あるいはCd2+(1.30×10-8~4.38×10-7M)へ濃度を増加させて曝露した。pCu2+=7.96(Cu2+:1.08×10-8M)とpCd2+=7.28(Cd2+:5.19×10-8M)でシストが生成し,大きな影響が観察された。Cu2+(pCu2+>9.00)とCd2+(pCd2+>7.28)の低いレベルでは増殖への影響がなかった。しかし,Cu2+とCd2+のレベルが10-7Mを越えた場合に,増殖は完全に抑制された。細胞当たりの放出されたDOC(DOC/細胞)は曝露時間と金属汚染に依存し,Cu2+とCd2+に応じてDOC/細胞値が対照と比べて高かった。また,FDOMを特徴づけるためのパラレル要因分析(PARAFAC)アルゴリズムを用いて,試料を3D蛍光分光法によって分析した。PARAFACは生物学的活性と有機物分解に関連する2つの寄与に関係する4つの成分(C1,C2,C3とC4)を示した。C1成分はトリプトファンピークと特徴的な腐植物質応答に関係し,C2成分はトリプトファン蛋白質発蛍光団と考えられた。C3およびC4成分は海洋有機物の生成に関係した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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重金属とその化合物一般  ,  動物に対する影響  ,  海洋汚濁 
物質索引 (1件):
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