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J-GLOBAL ID：201302288275046130   整理番号：13A1542525

漸近表現による実効相対論的結合を用いたヨウ化メチルのスピン軌道結合非断熱ポテンシャルエネルギー面に向けて

Toward Spin-Orbit Coupled Diabatic Potential Energy Surfaces for Methyl Iodide Using Effective Relativistic Coupling by Asymptotic Representation

著者 (3件)： WITTENBRINK Nils (Univ. Bielefeld, Bielefeld, DEU) ,  NDOME Hameth (Univ. Bielefeld, Bielefeld, DEU) ,  EISFELD Wolfgang (Univ. Bielefeld, Bielefeld, DEU)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 117  号： 32  ページ： 7408-7420  発行年： 2013年08月15日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子微細構造の非断熱的漸近表現(AR)および実効相対論的結合(ERC)因子を用いる方法(ERCAR)を使用して,重原子としてヨウ素を含むヨウ化メチル(CH₃I)の電子準位およびポテンシャルエネルギー面を計算し,ab initio SO-MRCI法(スピン軌道結合-多配置間相互作用)と比較した。CH₃Iに対してCH₃基が平面状および屈曲状の2構造について計算した。¹A₁,³E,¹Eおよび³A₁の電子準位,スピンと空間の結合した微細構造準位である¹Q₁,³Q₀および³Q₁準位に対する各々のエネルギー動径分布曲線は,ERCAR法とMRCI法の計算結果および既報の実験結果は互いに良好に一致した。ERCAR法はMRCI法などab initio法におけるSCF計算は不要で,計算時間を著しく短縮可能である。

シソーラス用語： *相対論的効果 ,  角運動量 ,  *ポテンシャルエネルギー面 ,  電子状態 ,  ab initio法 ,  MRCI法 ,  アルキル基 ,  *漸近解 ,  分子構造 ,  励起エネルギー ,  スピン-軌道相互作用 ,  微細構造 ,  動径分布関数 ,  脂肪族ヨウ素化合物
準シソーラス用語： スピン・軌道結合 ,  メチル基 ,  非断熱結合 ,  量子化学計算

分類 (2件)： 脂肪族ハロゲン化合物  (CF03050P) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (1件)： ヨウ化メチル

タイトルに関連する用語 (4件)： 表現 ,  ヨウ化メチル ,  スピン軌道結合 ,  ポテンシャルエネルギー面