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J-GLOBAL ID：201302288295586085   整理番号：13A1797501

ニトロキシルラジカル-Dy(III)スピン対による飽和回復EPR:距離と配向

Saturation-Recovery EPR with Nitroxyl Radical-Dy(III) Spin Pairs: Distances and Orientations

著者 (4件)： HIRSH Donald J. (Coll. of New Jersey, New Jersey, USA) ,  MCCRACKEN Joselle (Coll. of New Jersey, New Jersey, USA) ,  BICZO Ryan (Coll. of New Jersey, New Jersey, USA) ,  GESUELLI Kelly-Ann (Coll. of New Jersey, New Jersey, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 117  号： 40  ページ： 11960-11977  発行年： 2013年10月10日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニトロキシドスピン標識とDy(III)イオンの電子スピン-スピン相互作用を調べるため二本鎖DNA系列を調べた。二個のスピン1/2種のスピン-スピン相互作用を記述する明確方程式を導入した。Dy(III)イオンの唯一最低位スピン状態,Kramer二重項がニトロキシルラジカルのスピン-格子緩和に寄与するのでDy(III)に適用できるとした。その後,これらの方程式を用い双極子速度定数を抽出するためNO-Dy(III)スピン間ベクトルが配向ランダム分布と長さ正規分布を有するときニトロキシルラジカルから生じる飽和回復過渡状態にモデルをあてはめた。これらの双極子速度定数の温度依存性は各二本鎖DNAにおける平均NO-Dy(III)距離を計算することを可能にした。この距離情報を用い飽和回復過渡状態からDy(III)スピン-格子緩和時間の温度依存性を決定した。

シソーラス用語： 窒素化合物 ,  *ジスプロシウム錯体 ,  スピン ,  DNA【核酸】 ,  *ニトロキシド ,  *スピン標識 ,  スピン-スピン相互作用 ,  励起状態 ,  二重項 ,  ヌクレオチド配列 ,  核間距離 ,  温度依存性 ,  過渡応答 ,  双極子 ,  定数 ,  分布 ,  正規分布 ,  タンパク質複合体 ,  周波数帯 ,  テンソル ,  ESR【磁気共鳴】 ,  緩和時間 ,  スピン-格子緩和 ,  近似法 ,  スペクトル線分裂 ,  ベクトル ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン
準シソーラス用語： EPR【磁気共鳴】 ,  Xバンド ,  ニトロキシルラジカル ,  モデルあてはめ ,  ランダム分布 ,  二本鎖DNA ,  結晶場分裂 ,  速度定数 ,  低スピン状態

分類 (3件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  錯体のEPR  (BM07025L) ,  核酸一般  (EB04010U)

物質索引 (1件)： EDTA

タイトルに関連する用語 (7件)： ニトロキシルラジカル ,  Dy ,  スピン ,  飽和 ,  回復 ,  EPR ,  配向