抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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岩手・宮城・福島の被災3県の標記骨材需要の動向と,今後の生産・供給体制について考察した。骨材需要の動向は,建設物価調査会や,主要建設資材受給・価格動向調査の資料を基に検討した結果,被災地は骨材不足が大きな課題となることを示した。震災以前は,骨材需要が低迷していたため,生産業者が減少傾向にあり,加えて,事業所の設備投資や採掘区域の拡大はなされてこなかった。そのため生産者は,復興に必要な骨材の大量需要に,対応できない状況を生み出したものである。打開策として,他地域からの円滑な骨材調達をする必要があり,これには,実際に掛かった運送費は設計変更の対象とすること,骨材輸送の最適化は広域的に検討することが重要となる。