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J-GLOBAL ID:201302288380529031   整理番号:13A1767364

弱い荷電形状因子の情報の内容

Information content of the weak-charge form factor
著者 (8件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 034325.1-034325.10  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: D0747A  ISSN: 0556-2813  CODEN: PRVCAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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Jefferson Laboratory(JLab)での鉛半径実験(PREX)は,パリティ破れ電子散乱実験により208Pbの弱い荷電形状因子を測定し,中性子スキンの厚さをr208skin=0.33+0.16ー0.18fmと求めた。PREXの実験では系統誤差はよく制御されているものの,統計誤差は妥協の産物であった。PREX-IIはこの点を改善し,実験精度を0.06fmまで高める提案を行っている。JLabでの同様な実験は,48Ca標的を用いたカルシウム半径実験(CREX)として承認されている。このような208Pbと48Caを用いた弱い荷電形状因子の高精度実験により,中性子スキンや電気双極子分極率などの原子核観測量にどのような影響が及ぼされるか評価した。いくつかの正確に校正した非相対論的および相対論的エネルギー密度汎関数を有する原子核密度汎関数理論を用いた。原子核観測量間の相関の程度を評価し,理論的予言への系統的および統計的不定性の影響を調べるため,カイ二乗統計共分散技法を用いた。中性子過剰核で中性子スキンを正確に決めることを可能とする弱い荷電形状因子と中性子半径には強い相関があることがわかった。測定された弱い荷電形状因子から最大の情報を引き出すための最適の運動量遷移qを決め,ストレンジクォークの寄与に付随する不定性を定量化した。さらに,電気双極子分極率をアイソベクトルの強い指標として確認した。208Pbと48Caの正確な実験は,原子核理論の多くの側面および放射ビーム施設でのエキゾティック原子核の中性子スキンのハドロン型測定に甚大な影響を与えるであろう。
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分類 (2件):
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原子核の一般的性質  ,  レプトンによる反応・散乱 
タイトルに関連する用語 (2件):
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