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J-GLOBAL ID:201302288385921940   整理番号:13A0817987

金属製錬スラグの現状と課題および展望 廃棄物溶融-徐冷スラグの結晶化挙動に及ぼす主成分組成の影響

Effect of Composition of Major Components on the Crystallization Behavior of Melt-solidified Slag by Slow Cooling Process
著者 (6件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: 197-202  発行年: 2013年05月01日 
JST資料番号: F0463A  ISSN: 1881-6118  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,材料製造という観点から,「急冷したものを高温で熱処理」するプロセスや「徐冷中に熱処理」するプロセスも想定した。本報ではその緒として,溶融状態から一定の冷却速度で冷却する徐冷プロセスを溶融-固化過程の熱履歴として取り上げ,溶融-徐冷スラグの結晶化挙動に及ぼす主成分組成の影響について検討した。廃棄物溶融-徐冷スラグの結晶化挙動に及ぼす主成分組成の影響について研究を行い,以下の知見を得た。1)副成分を含む模擬スラグを徐冷プロセス(2Kmin-1)で冷却した場合,塩基度(=(%CaO)/(%SiO2))0.8以上で結晶化が進行し,スラグ全体にわたって結晶を析出させるには少なくとも塩基度0.9以上が必要である。2)主成分三元系のものスラグを徐冷プロセスで冷却した場合,模擬スラグとは逆に塩基度は低い方がより結晶化し,Al2O3濃度が高いほど結晶化が進行し,スラグ全体にわたって結晶を析出させるにはAl2O3濃度が30mass%程度必要である。3)結晶化は試料と坩堝の界面および試料表面を起点として進行する。
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分類 (2件):
分類
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直接製鉄,溶融還元法  ,  資源回収利用 
引用文献 (31件):
  • FUJIYOSHI, H. Waste Management Research. 2005, 16, 98-110
  • Ministry of the Environment Government of Japan. Annual Report on the Environment, the Sound Material-Cycle Society and the Biodiversity in Japan 2012. 2012
  • ISHIKAWA, Y. Gomisyori no Saisentan Plant Gijutsu to Haiyoyu. 1996, 125-213
  • Haikibutsu Kenkyu Zaidan. Suragu no Yuko-Riyo Manual. 1999
  • Eco Slag Riyou Fukyu Iinkai. Eco Slag Yuko-Riyo no Genjo to Data-syu. 2012
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