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J-GLOBAL ID:201302288466742498   整理番号:13A1176459

簡易CdTe/CdS量子ドット-フェナントロリン系に基づくシステインとホモシステインのワンステップ選択的蛍光ターンオン検出

A one-step selective fluorescence turn-on detection of cysteine and homocysteine based on a facile CdTe/CdS quantum dots-phenanthroline system
著者 (6件):
資料名:
巻: 787  ページ: 181-188  発行年: 2013年07月17日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,CdTe/CdS量子ドット(QDs)-フェナントロリン(Phen)系の蛍光回復に基づくシステインとホモシステインのための選択的で高感度かつ低コストの簡単なターンオン光ルミネセンスセンサを報告した。Phenの存在下におけるQDsの蛍光は,水溶性チオグリコール酸(TGA)でキャップされたQDsとPhen間の非蛍光性複合体の形成のために効果的にクエンチできた。次にシステインとホモシステインを添加すると,QDsへのシステインとホモシステインの強い親和性によりQDsの表面からPhenが解離され,溶液中のシステインとホモシステインによる安定した発光性複合体を形成できた。従って,CdTe/CdS QDsの蛍光は徐々に回復した。システインに対して1.0から70.0μM,ホモシステインに対して1.0から90.0μMでそれぞれ良好な線形関係を得た。システインとホモシステインの検出限界はそれぞれ0.78と0.67μMであった。加えて,本方法は,アミノ酸,チオール,蛋白質,炭水化物などの他の物質と比較してシステインとホモシステインに対して高い選択性を示した。さらに重要なことは,検出システムがシステインとホモシステインの定量的な検出を達成できるだけでなく,デジタル可視化による半定量的なシステインとホモシステインの測定に適用できた。従って,概念実証として本提案法は体液中のシステインとホモシステインの選択的な検出のための潜在的な応用を有した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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有機化合物の物理分析 

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