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J-GLOBAL ID：201302288507216844   整理番号：13A0030645

光と画像2013年:回顧,展望と大予測 レーザー光源技術の“極限”への探究

著者 (1件)： 神成文彦 (慶応大 理工)
資料名： O plus E  (O plus E)
号： 398  ページ： 39-41  発行年： 2012年12月25日 
JST資料番号： Z0994A  ISSN： 0911-5943  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ここ1~2年において進展をみせた,極限への探求を目指したレーザー光源技術について記述した。これらは,1)X線自由電子レーザー,2)フェムト秒レーザーの高次高調波発生によるX線領域の光源,3)高強度レーザーの電界を用いたX線自由電子レーザーのための電子加速,4)高出力の緑色半導体レーザー,青色半導体レーザーおよび面発光レーザー,5)面発光レーザーアレイによるレーザー加工,6)半導体レーザ励起固体レーザー,7)セラミック母材にYbイオンをドープした高出力レーザー,8)ファイバーレーザ,9)カーボンナノチューブを可飽和吸収体に用いたモード同期ファイバーレーザーとグラフェンを可飽和吸収体に用いたモード同期チタンサファイアレーザー,10)フェムト秒レーザーの多光子励起誘起の屈折率変化を用いたレーザー導波路形成,11)超短光パルス列からなる光周波数コム,12)光周波数コムを用いた光格子時計の高精度周波数計測と任意の光パルス波形の生成,12)単一光子を用いた量子暗号通信などである。

シソーラス用語： X線レーザ ,  自由電子レーザ ,  X線源 ,  加速器 ,  面発光レーザ ,  高出力レーザ ,  可飽和吸収体 ,  モード同期 ,  パルスレーザ ,  周波数 ,  周波数測定 ,  レーザリソグラフィー ,  波形成形 ,  技術進歩 ,  光源 ,  *レーザ ,  超短パルスレーザ
準シソーラス用語： レーザー光源 ,  レーザ技術 ,  レーザ描画 ,  光周波数コム ,  電子加速器

分類 (1件)： レーザ一般  (BD04030T)

引用文献 (13件)：

• 1)理化学研究所,SACLA(XFEL)http://xfel.riken.jp/
• 2) T. Popmintchev, M. C. Chen, D. Popmintchev, P. Arpin, S Brown, S. Algauskas, G. Andriukaitis, T. Bal6iunas, O. D. Macke, A. Pugzlys, A. Baltugw, B. Shim, S. E. Schrauth, A. Gaeta, C. H. Garcia, L. Plaja, A. Becker, A. J. Becker, M. M. Murnane, and H. C. Kapteyn : "Bright coherent ultrahigh harmonics in the keV X-ray regime from mid-infrared femtosecond lasers," Science, Vol. 336, No. 6086, pp. 1287-1291 (2012)
• 3)三浦永佑:"「レーザー加速の進展と応用に向けた展望」特集 号によせて",レーザー研究,Viol.4O. pp.810-812(2012)
• 4)Sony(株), http://www.sony.co.jp/Sonylnfo/News/Press/201206/12-0621/日亜化学工業(株), http://www.nichia.co.jp/jp/abouLnichia/2012/2012112201.html
• 5)日亜化学工業(株), http://www.nichia.co.jp/jp/product/laser.html

タイトルに関連する用語 (4件)： 展望 ,  予測 ,  レーザー光源 ,  極限