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J-GLOBAL ID:201302288507518123   整理番号:13A0645208

無機水銀の食餌接取:新熱帯区魚類Hoplias malabaricusにおける生体内蓄積と酸化ストレスパラメータ

Dietary intake of inorganic mercury: bioaccumulation and oxidative stress parameters in the neotropical fish Hoplias malabaricus
著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 446-456  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: W0694A  ISSN: 0963-9292  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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汚染されたmatrinxa,Brycon amazonicus,の生きた幼生を獲物として給餌した淡水のトップ捕食者魚類であるHoplias malabaricusの肝臓,鰓,白筋及び心臓における酸化ストレスバイオマーカーとその生体内蓄積に及ぼす無機水銀(Hg)への栄養並びに亜慢性曝露の効果を評価した。無機水銀は肝臓,白筋及び心臓におけるスーパーオキシドジスムターゼ,カタラーゼ(CAT),グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx),グルタチオンS-トランスフェラーゼ,及びグルタチオンレダクターゼ(GR)活性を増加させた。鰓のCAT活性は変わらなかったが,GPxとGR値は肝臓及び鰓で僅かな減少を示した。Hgは還元グルタチオン(GSH)と酸化グルタチオン(GSSG)含有量を増加させ,それは[GSH]/[GSSG]比の有意な減少を伴っていた。それに対して心臓組織では,HgはGSHレベルと [GSH]/[GSSG]比の増加を引き起こした。脂質及び蛋白質の酸化並びにメタロチオネインレベルはHgの栄養曝露後の肝臓,鰓及び心臓で有意に高かったが,白筋では対照レベルに保たれた。酸化ストレスに対する組織固有の応答が観察され,肝臓と鰓が最も鋭敏な器官であり,酸化還元恒常性障害の兆候を示した。実験の終わりには,食餌性無機水銀が食物網レベルを通して蓄積した。無機水銀の生態内蓄積は,鰓>肝臓≫白筋=心臓の順であった。これら結果は水域系における生態内蓄積に対する無機水銀の潜在能力を示した。まとめると,我々の知見はHgが無機形態の亜致死量であっても水域生物相に対するリスク因子であることを示唆する。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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動物に対する影響  ,  水銀とその化合物 
物質索引 (1件):
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