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J-GLOBAL ID:201302288579252829   整理番号:13A1343074

エポキシ化,ヒドロキシル化および芳香族化はSolanum lycopersicum由来のペルオキシゲナーゼによって触媒される

Epoxidation, hydroxylation and aromatization is catalyzed by a peroxygenase from Solanum lycopersicum
著者 (2件):
資料名:
巻: 96  ページ: 52-60  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: W0664A  ISSN: 1381-1177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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植物のペルオキシゲナーゼ(PXG)はヒドロペルオキシドの酸素原子を二重結合に転移することによって不飽和脂肪酸を酸化し,それによって,エポキシドを生成する。本研究において,筆者らはトマト由来のPXG(Solanum lycopersicum,SlPXG)の様々な天然産物の酸化の触媒能力を調べた。SlPXG遺伝子はトマトからクローニングされ,酵母で異種発現された。そして,膜結合型組換えSIPXG蛋白質が酵素源として用いられた。不飽和脂肪酸,脂肪酸誘導体およびテルペンは様々なヒドロペルオキシド存在下でSlPXGによってシス-二重結合限定的にエポキシ化された。p-メンテン骨格を持つテルペンはその分子構造によって違ったやり方で変換された。R-(+)-とS-(-)-リモネンはそれぞれR-(+)-リモネン-トランス-1,2-エポキシド(97%)とシス-S-(-)-リモネン-1,2-エポキシド(88%)に変換されたが,α-テルピネンはシス-1,4-ジヒドロキシ-p-メンタ-2-エンに,γ-テルピネンはp-シメンに芳香族化された。最後の反応では,ヒドロペルオキシドは酸素供与体というよりもむしろ水素受容体として機能した。PXGは様々な種類の酸化反応を実行することができる多能性生体触媒であると思われる。NAD(P)Hのような補助因子を必要とせず,H2O2は環境にやさしい酸化剤であることから,PXGは再生可能な資源からの精製化学製品の合成のための新たな用法を可能にする。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  植物の生化学 
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