文献
J-GLOBAL ID:201302288610779261   整理番号:13A1548506

ウリミバエBactrocera dorsalisにおける臭気物質結合蛋白質の同定および発現プロファイル分析

Identification and Expression Profile Analysis of Odorant Binding Proteins in the Oriental Fruit Fly Bactrocera dorsalis
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 14936-14949 (WEB ONLY)  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
嗅覚は昆虫の生存と繁殖制御を含む重要な行動にとって非常に重要である。昆虫の臭気物質結合蛋白質(OBP)は嗅覚系の一次段階で機能し,フェロモンや宿主の化学物質のような臭気物質認識に重要な役割を果たす。ウリミバエBactrocera dorsalisは広い宿主域を持ち,250もの異なるタイプの果物や野菜の害虫で,果実や野菜生産に深刻な経済的損害を与えている。しかし,OBP遺伝子の多くはB.dorsalisでは同定されていない。以前に構築されたB.dorsalisのcDNAライブラリーを用いて10のOBP遺伝子を初めてB.dorsalisで同定した。B.dorsalisの10個のOBP配列とキイロショウジョウバエおよびAnopheles gambiaeの他の二つの双翅目種のOBP配列との関係を明らかにするために系統樹を作成した。成虫の各組織(頭部,胸部,腹部,脚部,羽,雄および雌触角)における10のOBP遺伝子の発現プロファイルをリアルタイムPCRによって分析した。その結果,BdorOBP7以外の9の遺伝子は,雄および雌触角で高度発現することが示された。4つのOBP(BdorOBP1,BdorOBP4,BdorOBP8およびBdorOBP10)は腹部に濃縮されており,BdorOBP7は脚部で特異的に発現し,他の生物学的プロセスにおいて機能することを示唆する。本研究は,化学受容におけるOBPの役割への洞察を提供し,新たな害虫制御戦略の開発の一助となるものである。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の感覚  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る