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J-GLOBAL ID:201302288669142402   整理番号:13A1583618

交差共役4,8-ジチエニルベンゾ[1,2-b:4,5-b′]ジチオフェン系有機増感剤の電荷移動

Charge transfer in cross conjugated 4,8-dithienylbenzo[1,2-b:4,5-b′]dithiophene based organic sensitizers
著者 (4件):
資料名:
巻: 49  号: 37  ページ: 3899-3901  発行年: 2013年05月10日 
JST資料番号: D0376B  ISSN: 1359-7345  CODEN: CHCOFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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4個のチオフェン環と1個のベンゼンコアからなる4,8-ジチエニルベンゾ[1,2-b:4,5-b′]ジチオフェン(DTBDT)は,交差共役有機半導体を構築するために2つの直交方向内で官能化でき,そしてそれらに広い吸収帯,低HOMO水準および高い電荷移動度などのユニクな特性を賦与できることが期待できる。ここでは,4個のチオフェン環のα-位に4個の反応性部位を持つ4,8-デヒドロベンゾ[1,2-b:4,5-b′]ジチオフェン-4,8-ジオンを出発原料として,ジチエニル-ベンゼン方向に共役官能化したもの,およびベンゾジチオフェン方向に共役官能化した二種類の交差共役プッシュ-プル異性体(IおよびII)を設計,合成し,垂直方向を経由する電荷移動相互作用を体系的に比較した。その結果,ベンゾジチオフェン方向の電荷移動相互作用が,他のジチエニル-ベンゼン方向と比較して,遙かに強いことを見いだした。その結果,異性体IIを使用した色素増感太陽電池(DSSC)は,異性体Iに基づいたDSSCの電力変換率より遙かに高い,7.0%の電力変換効率を示した。これらの知見は,交差共役系のプッシュ-プル効果に対する洞察を与え,交差共役材料に基づいた有機半導体設計のガイドとなるものである。
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分類 (1件):
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チオフェンの縮合誘導体 
物質索引 (2件):
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