文献

J-GLOBAL ID：201302288691217076   整理番号：13A1898982

フラジェリンFlgA2を欠くHaloferax volcanii細胞は過運動性である

Haloferax volcanii cells lacking the flagellin FlgA2 are hypermotile

著者 (4件)： TRIPEPI Manuela (Univ. Pennsylvania, PA, USA) ,  ESQUIVEL Rianne N. (Univ. Pennsylvania, PA, USA) ,  WIRTH Reinhard (Univ. Regensburg, Regensburg, DEU) ,  POHLSCHROEDER Mechthild (Univ. Pennsylvania, PA, USA)
資料名： Microbiology  (Microbiology)
巻： 159  号： 11  ページ： 2249-2258  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： E0043A  ISSN： 1350-0872  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Haloferax volcaniiの2つのフラジェリンのうち機能のわかっていないFlgA2について調べた。ΔflgA1は,FlgA2の発現があるにもかかわらず非運動性であったが,FlgA1を発現するプラスミドは,FlgA2の発現がないとΔflgA1ΔflgA2の非運動性を回復することはできなかった。FlgA2が機能的な鞭毛に局在することと合わせて,FlgA2の鞭毛における構造的役割を示唆した。ΔflgA2は逆に過運動性を示し,細胞当たりの鞭毛数および鞭毛長が増加していた。FlgA2を発現するプラスミドが,この表現型を回復できなかったことから,FlgA2に対するFlgA1の存在比に依存するFlgA2の調節的役割を示唆した。

シソーラス用語： Halobacteriaceae ,  *フラゲリン ,  鞭毛 ,  回転 ,  運動障害 ,  細胞運動 ,  遺伝学
準シソーラス用語： Haloferax volcanii ,  レスキュー実験 ,  遺伝学研究 ,  *過運動性 ,  回転運動

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (4件)： フラジェリン ,  Haloferax ,  細胞 ,  過運動性