抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1)鉄鋼業における省エネルギーへの取組の概要と自主行動計画で設定した目標達成に向けた考え方について紹介している。国内における鉄鋼部門のエネルギー消費は,国内エネルギー消費の約11%を占めており,産業分野における省エネルギー推進リーダとして,新たな技術開発の積極的な取組を継続して実施し,今後もさらなる省エネルギー推進活動が期待されている。2)最近の省エネルギー技術動向について紹介している。従来から適用されている高効率機器,インバータ,バッテリ(コンデンサ)設備等のコンポーネントに加え,見える化技術,計装制御技術,エネルギー管理とESCO(Energy Service Company)事業について紹介している。3)鉄鋼メーカにおける省エネルギー適用事例についてまとめた。鉄鋼高炉メーカの委員が自社で行った省エネルギーの過去約10年間の実施例をアンケート調査し,集まった100件以上にのぼる案件の内,(1)省エネルギー効果が大きい。(2)省エネルギー方法が技術的にユニーク。(3)取組方法や技術が参考になる。物の視点から15例の省エネルギー適用事例を抽出し紹介している。4)最後に今後の技術開発課題として,大規模エネルギー最適化の今後の動向について紹介している。(著者抄録)