抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「新幹線鉄道騒音測定・評価マニュアル」(2010年5月,環境省より発表)の概要を紹介した。マニュアルの目的,新幹線鉄道の定義,新幹線鉄道騒音に係る環境基準(昭和50年7月,環境庁告示第46号)について述べたのち,マニュアルで規定している騒音計の基本性能と測定機器について説明した。次に,測定地点,測定点に関し「騒音の評価区間」,「騒音の評価範囲」という考え方採用につき説明し,関係を模式図で示し,更に測定の時期について述べた。最後に,測定と評価について,対象とする騒音について説明したのち,調査測定項目として,測定地点とその周辺の状況情報である「測定地点に関する項目」と現地測定の際に記録する情報として「測定に関する項目」について説明した。測定の手順として,「測定準備」,「新幹線鉄道騒音の測定」,「列車速度の測定」および「暗騒音の測定」について説明した。評価については,新幹線鉄道騒音の評価量の求め方を通過列車本数が20本の時と,20本に満たない場合について説明した。