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J-GLOBAL ID：201302288756824935   整理番号：13A0708963

商品化が急拡大するスマートレーザーディスプレイ-応用ターゲットは照明までに進展-高輝度ディスプレイを実現する偏光維持ポリマーを用いたレーザー液晶バックライト

著者 (2件)： 多加谷明広 (慶応大) ,  小池康博 (慶応大)
資料名： Optronics  (Optronics)
号： 376  ページ： 144-148  発行年： 2013年04月10日 
JST資料番号： Y0019A  ISSN： 0286-9659  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般に無偏光であるバックライト光の液晶パネル背面側の偏光板による吸収を減らすために,バックライトと偏光板の間に反射型偏光板が挿入されるが,この方法では全ての光をリサイクルできない。ここでは,複屈折を生じることなくレーザからの偏光を維持する偏光維持ポリマーを用いた導光板の使用によって高輝度ディスプレイを実現する偏光レーザバックライトについて紹介した。著者らは,正と負の配向複屈折を示すポリマーの共重合体によって,配向複屈折と弾性複屈折をともに消去するゼロ・ゼロ複屈折ポリマーの組成比を求める方法を提案した。この方法で設計・合成したポリマーを用いた偏光レーザバックライトの偏光特性・色域の測定から,多くの光を高い偏光度で取り出すことができ,従来のLEDバックライトに比べて広い色域になることが分った。偏光レーザバックライトのスペックルを測定した。このスペックルを効果的に低減できるバックライトの設計,あるいは,スペックルを生じにくいレーザ光源の登場が期待される。

シソーラス用語： *液晶ディスプレイ ,  光学系 ,  輝度 ,  複屈折 ,  光弾性 ,  共重合体 ,  バックライト ,  偏光性 ,  スペックル
準シソーラス用語： レーザー光源 ,  高輝度 ,  導光板 ,  配向複屈折

分類 (1件)： 表示機器  (NC06030Q)

タイトルに関連する用語 (13件)： 商品化 ,  拡大 ,  応用 ,  ターゲット ,  照明 ,  進展 ,  高輝度 ,  ディスプレイ ,  偏光 ,  ポリマー ,  レーザー ,  液晶 ,  バックライト