文献
J-GLOBAL ID:201302288824048213   整理番号:13A1775715

DLC薄膜作製における前駆体への光照射効果

著者 (4件):
資料名:
巻: 23  ページ: 58-63  発行年: 2013年03月31日 
JST資料番号: L6016A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
前駆体の有機ガスに純粋CH4を使い,熱CVD法によるダイヤモンド様カーボン(DLC)の形成過程と前駆体におよぼすレーザ光照射の影響を調べる新しい方法として熱-光-分解法を提案した。これは熱分解で発生するH2ガスを非晶質結合役に使い,生じた熱分解種が基板に堆積する前に様様な波長のレーザ光を照射して,熱効果と光エネルギー効果の相乗効果による熱分解種と光分解種のCVD反応におよぼす効果を期待するものである。各種波長のレーザ光(1064nm~337.1nm)とエキシマレーザ(126nm)を使い,CVD工程でレーザ照射を同時的に行った。堆積したDLC膜の評価では,Raman分光分析による膜内のsp3/sp2結合強度比,走査型電子顕微鏡法による堆積膜表面の粒状特性,表面段差計による膜厚と粒状特性,X線光電子分光法によるC1sスペクトル半値幅特性を観測した。sp3/sp2結合強度比の波長に依存する大きな変化,および488nm光照射に限って顕著な粒子径の増大が観測された。この顕著な波長依存照射効果の原因は現在明らかでないが,488nm光とその近傍の光エネルギーに共鳴する励起吸収過程の存在の可能性,およびこれに由来するsp3結合増大を起こす機構がDLC成長に関与していると推論する。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の無機化合物の薄膜  ,  レーザ照射・損傷  ,  固体の表面構造一般  ,  炭素とその化合物 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る