文献
J-GLOBAL ID:201302288834820313   整理番号:13A1888454

ブタ病原体Streptococcus suisに対するナイシンの抗菌活性とその抗生物質との相乗的相互作用

Antimicrobial activity of nisin against the swine pathogen Streptococcus suis and its synergistic interaction with antibiotics
著者 (7件):
資料名:
巻: 50  ページ: 19-23  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: W0486A  ISSN: 0196-9781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Streptococcus suis血清型2はブタにおいて,髄膜炎,心内膜炎そして肺炎を含む深刻な陥穽を引き起こすことが知られている。更に,この細菌は現れつつある人獣共通感染症病原体として見なされている。最近,S.suisにおける抗生物質抵抗性の増加が世界的に報告されている。本研究の目的は,病原体S.suis血清型2に対する抗菌剤としてランチビオティッククラスのバクテリオシンであるナイシンの潜在能力を評価することであった。加えて,従来の抗生物質との組合せにおけるナイシンの相乗的活性を評価した。プレートアッセイを用いて,ナイシン産生株Lactococcus lactis ATCC 11454が,配列型(ST)1,ST25あるいはST28に属するS,suisの増殖を阻害することが出来ることを立証した。微量希釈ブロスアッセイにおいて,精製ナイシンの最小発育阻止濃度(MIC)は1.25~5μg/mLの間である一方,S.suisに対する最小殺菌濃度(MBC)は5~10μg/mLであった。S.suisの莢膜欠損変異体の利用は,多糖構造の存在がナイシンに対する感受性に顕著に影響しないことを示した。ナイシンによるS.suisの処理後,透過電子顕微鏡による観察は細胞膜の分解による細菌の溶解を明らかにした。時間死滅曲線はナイシンの急速な殺菌活性を示した。最後に,ナイシンの相乗的効果がペニシリン,アモキシシリン,テトラサイクリン,ストレプトマイシンおよびセフチオフルを含む幾つかの抗生物質との組合せで見られた。本研究はブタにおけるS.suisの感染の阻止と治療のためのナイシンの潜在能力を支持する明らかな証拠をもたらす。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗細菌薬の基礎研究  ,  豚  ,  動物用医薬品 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る