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J-GLOBAL ID：201302288851485960   整理番号：13A1503872

自然と共生する地域づくり~コウノトリが野生復帰できる環境づくり~

著者 (1件)： 木全敏夫 (野田自然共生ファーム)
資料名： 季刊JARUS  (集落排水・バイオマス・農村環境)
号： 111  ページ： 64-68  発行年： 2013年08月29日 
JST資料番号： L8058A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 千葉県野田市江川地区は無秩序な埋め立て等による自然破壊を防ぐため,平成16年3月に江川地区「自然環境保護基本計画」を策定した。基本計画区域内でのオオタカ,サシバの営巣が確認され,このほかにも貴重な動植物の生息が判明し,これらを保護するため土地区画整理事業は断念することとなった。その後,江川地区自然環境保護の取組みが開始され,自然環境保護基本計画を見直し,野田自然共生ファームを設立し,里山景観の保全,貴重な動植物に配慮した減農薬・有機肥料による米作りに取り組んでいる。平成18年に耕作放棄状態の農地の復田作業を開始し,平成20年に水田型市民農園が開園した。ファーム当社,住民,農地所有者,関係自然保護団体などの協働作業で自然と共生した地域づくりに取り組んでいる。野田市でもコウノトリの野生復帰に取組み,「コウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラム」を組織,コウノトリの産卵,雛の誕生を迎え,いまでは元気に生育している。今後は,コウノトリをシンボルとした地域づくりに取り組んで行く。

シソーラス用語： *自然保護 ,  *動物福祉 ,  *コウノトリ類 ,  生息場所 ,  *自然景観 ,  *景観 ,  地域 ,  *共生 ,  環境保全 ,  土地利用 ,  *水田 ,  *農地 ,  *町づくり ,  千葉県 ,  市民参加
準シソーラス用語： *環境共生 ,  耕作放棄 ,  *市民農園 ,  *地域づくり ,  *地域景観 ,  *動物保護 ,  野田【千葉】 ,  里山

分類 (2件)： 自然保護  (SB06000L) ,  農業土木  (FB02000W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 共生 ,  地域づくり ,  コウノトリ ,  野生復帰 ,  環境