抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,福井地方気象台の観測データからサクラの花芽の形成から開花までの過程に注目し,その期間の気温と積雪量との関連性について調査した。結果として以下の知見を得た。解析期間の59年間で開花日は早まる傾向にあった。この間,秋期から春期の平均気温は上昇傾向にあり,積雪量の変動パターンは開花日と平均気温の変動と類似していた。積雪量が開花日までの気温に影響を与えていることが示唆された。1988年を境として温暖化の傾向が顕著となっていることが明らかとなった。