抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポリ(ε-カプロラクトン)(PCL)は,その生互換性と生分解性で知られている。PCLのこれらの特徴は,生物医学的および組織工学を含むさまざまな範囲で,このポリマーの使用のための有意な産業的であるのと同様にアカデミックな研究利益に帰着した。3次元多孔質足場,規制薬放出システムと神経ガイドは,いくぶん,このポリマーが用いられた形である。これらの形にもかかわらず,PCLの作成される線維は,PCLの低融点の点(57-60°C)と比較的下位機械的特性のためポリ(L-ラクチド)(PLA)と比較すると,多くの注意を得なかった。また,ポリマーは空気または水分の面前で高い気温を受けさせられるときPCLの分解に導く溶融紡糸の処置状態に感受性がある。ここで著者らは,2500MPaと同程度高い引っ張り強さを有しているモノフィラメント線維に帰着したPCLの溶融紡糸の間,複ラクトン(ビス-(ε-カプロラクトン-4-イル)(BCY))の添加のアプローチを示した。BCYエステル交換反応のため生じたPCLの架橋は,溶融紡糸状態の下でポリマーの分子量減少を埋め合わせた。このように開発されたPCLモノフィラメント線維は,増強された熱機械特性を有して,したがって組織工学的用途で縫合,メッシュまたは不織布の形で用いられる高い可能性を有する。溶融紡糸BCY処置の間にBCYを持つインサイツ架橋を経た高い引っ張り強さ生分解性PCL線維は,溶融紡糸の間,PCL分子量減少を補償する。BCY処置PCL線維は,未処理でPCL線維と比較すると熱的により更に安定である。使用可能な溶融紡糸状態線維に,高い機械的特性を要求している生物医学的応用のために,感受性があるポリマーの特性を増強するために便利なアプローチである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.