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J-GLOBAL ID：201302288889551621   整理番号：13A0826845

新規就農者のための酪農教室 2)搾乳手技

著者 (1件)： 泉賢一 (酪農学園大 農食環境学群)
資料名： 酪農ジャーナル  (Dairy Journal)
巻： 66  号： 5  ページ： 66-67  発行年： 2013年05月01日 
JST資料番号： L0363A  ISSN： 0916-3360  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 搾乳の重要ポイントは次の3点である。1)ウシと人との共同作業として,ウシにストレスを与えずオキシトシンを有効利用する。2)乳房炎を防ぐため,乳頭からの細菌の侵入を防ぎ,過搾乳をしない。3)食品を生産しているという認識で,衛生的に搾り,健康なウシから安全・安心な生乳を生産する。汚染リスクの高い乳を廃棄することが目的である前搾りは,乳頭への搾乳刺激とオキシトシンの分泌の効果もある。乳頭の殺菌には,ディッピングか消毒液に浸したタオルを用いる方法の2通りあるが,乳頭の清拭は念入りに行う。ミルカは搾乳前作業開始から1~2分で装着し,オキシトシンの放出の持続に合わせる。ミルカ離脱のタイミングは早めを心掛け,終了後直ちにポストディッピングして細菌感染を防ぐ。

シソーラス用語： 酪農 ,  *乳牛 ,  *機械搾乳 ,  *技術 ,  家畜衛生 ,  方式 ,  乳頭 ,  殺菌 ,  搾乳機械 ,  据付 ,  オキシトシン ,  内分泌 ,  搾乳
準シソーラス用語： ホルモン分泌 ,  作業手順 ,  *搾乳手技 ,  清拭 ,  離脱 ,  前搾り

分類 (1件)： 牛  (FD02020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 就農 ,  酪農 ,  教室 ,  搾乳