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J-GLOBAL ID:201302289150828125   整理番号:13A1146110

無標識の定量的プロテオミクスにより明らかになるマウス幹細胞の再プログラム化関連及び多能性関連膜蛋白質

Reprogramming- and pluripotency-associated membrane proteins in mouse stem cells revealed by label-free quantitative proteomics
著者 (13件):
資料名:
巻: 86  ページ: 70-84  発行年: 2013年06月28日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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体細胞に由来し,機能的に胚性幹細胞(ESC)と非常に類似した誘導多能性幹細胞(iPSC)は,猛烈な再生医療研究の中心的舞台にある。マウスiPSCの由来元細胞である成体マウスの尾の線維芽細胞(TTF)及びマウスESCと比較しながら,マウスiPSCの膜プロテオミクスプロファイリングを初めて行った。膜分画,SDS-PAGE分離とナノUPLC-MSE技術を組み合わせたプロテオミクスワークフローを使って,iPSC,ESC及びTTFの膜画分からそれぞれ673,679及び,682の非重複蛋白質を同定した。無標識定量により,再プログラム関連の155の蛋白質と多能性関連の128の膜貫通蛋白質が明らかになった。さらに,アミノ酸,グルコースやイオンの輸送,膜融合,及び小胞輸送に主に関係する23の膜蛋白質の小さなグループは,iPSCとESCとの間で調節されている可能性がある。選択された蛋白質の発現変化は,より多くの細胞型で,qPCR,ウエスタンブロットや免疫蛍光分析によって確かめられた。特に,TTFと比較してiPSCとESCでは,上皮細胞接着因子,グルコーストランスポーター1と3,トランスフェリン受容体,及びいくつかの核膜結合成分が高度に発現されていた。さらに,ESCのグルコーストランスポーター3のノックダウンはESC由来心筋細胞の拍動機能を損なった。この結果から,この蛋白質が幹細胞分化に関与する潜在的役割を持つことが示唆された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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発生と分化  ,  動物の生化学 

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