凝縮性推薬Hall効果スラスタに対する自動化質量流制御システムの実証

HOPKINS Mark A.; KING Lyon B.

文献

J-GLOBAL ID：201302289240887244 整理番号：13A0043750

凝縮性推薬Hall効果スラスタに対する自動化質量流制御システムの実証

Demonstration of an Automated Mass Flow Control System for Condensable Propellant Hall-effect Thrusters

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資料名：
巻： 48th Vol.1 ページ： 393-403 発行年： 2012年
JST資料番号： W2308A 資料種別：会議録 (C)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

本稿では,凝縮性推薬(マグネシウム)を用いたHallスラスタ用のフィードラインにおいて,自動化した質量制御系を用いて,直接蒸発の熱暴走を防止する機能を実験により実証した。実験対象モデルは,Aerojet社製BPT-2000Hallスラスタを改造したもので,窒化ホウ素(BN)ボディ中のアノード背後にヒータを付帯させ,アルゴンガスを流したホローカソードと,マグネシム蒸発方式アノードを用いる。NASA GRCタイプの推力スタンドを用いて,放電電圧300V,6Aで,推力44mN,推力/電力比は24.4mN/kWを確認した。2.1kW運転のスラスタに対して,定常補助ヒータ電力は1.36Wで,全システム電力の6%に相当した。推薬制御には,手動バン・バン制御およびPID制御方式を実施し,アノード背後のヒータ使用により,線形熱ドリフトがない安定運転が可能なことを確認した。

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ロケットエンジン

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