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J-GLOBAL ID：201302289254637992   整理番号：13A0885780

ナノ断熱材料の熱放射特性の理論的計算

Theoretical Computation on Thermal Radiative Properties of Nanoinsulation Materials

著者 (3件)： Li Donghui (Aeronautics and Aerospace Thermophysics Res. Inst.,Harbin Inst. of Technol., Harbin) ,  Xia Xinlin (Aeronautics and Aerospace Thermophysics Res. Inst.,Harbin Inst. of Technol., Harbin) ,  Zhang Shunde (Aeronautics and Aerospace Thermophysics Res. Inst.,Harbin Inst. of Technol., Harbin)
資料名： Yuhang Cailiao Gongyi  (Yuhang Cailiao Gongyi)
巻： 42  号： 2  ページ： 34-37  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2004A  ISSN： 1007-2330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 熱放射特性は,放射熱伝達過程に対する著しい影響を持ち,特に,高温でのナノ断熱材料において明白である。材料放射特性を良好に理解するために,ナノ断熱材料(強化繊維および乳濁剤)に対して,Mie理論に基づく理論的方法を提示した。対応コンピュータコードを開発し,そして,特定のナノ断熱材料の熱放射特性を,理論的に研究した。放射特性を記述するパラメータ(スペクトル減衰係数,スペクトル散乱アルベド,Rosseland平均化減衰係数,Rosseland平均化散乱アルベド,Rosseland平均化散乱位相関数その他)を得た。理論的シミュレーション結果により,3~9.5μmの間の研究波長に対して,本材料は,熱放射に対する強い減衰特性を持った。本材料は,3~7μmの間の波長をもつ熱放射に対して,強い散乱を示した。波長が7~9.5μmの間の熱放射に対して,散乱現象は,波長の増加とともに弱くなった。9.5μmの波長をもつ熱放射に対して,本材料は,明白な吸収を示した。300~1300Kの間の温度で,ナノ断熱材料のRosseland平均化減衰係数は,50000/m以上であり,そして,平均化散乱アルベドは,0.96以上であった。材料中の乳濁剤および強化繊維に起因する材料の強い前方散乱特性の影響は小さかった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *断熱材料 ,  *熱放射 ,  放射熱伝達 ,  シミュレーション ,  乳濁剤 ,  繊維 ,  前方散乱
準シソーラス用語： 強化繊維

分類 (1件)： 断熱材,伝熱材  (PA03030R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 断熱材料 ,  熱放射特性 ,  理論 ,  計算