文献
J-GLOBAL ID:201302289292015830   整理番号:13A0239349

分子モデリングによる2Cysヒトペルオキシレドキシンのアロステリック阻害機構の解明

Elucidation of Allosteric Inhibition Mechanism of 2-Cys Human Peroxiredoxin by Molecular Modeling
著者 (3件):
資料名:
巻: 52  号: 12  ページ: 3278-3283  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: A0294A  ISSN: 1549-9596  CODEN: JCISD8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2-Cys増殖関連遺伝子(PAG)産物ヒト型ペルオキシレドキシン(Prx)のアロステリック阻害の機構を解明するために分子動力学(MD)シミュレーションと蛋白質ドッキング計算を行った。全6サブクラスのヒトPrxの中でヒト細胞中で発現量が最も多く主ペルオキシド還元剤となっているPrx1については結晶構造解析が報告されていないので,ヒトPrx1とのアミノ酸配列相同性が96%と高いラットヘム結合性蛋白質HBP23のPDB登録結晶構造を初期構造として用いてヒト二量体型2-Cys Prxの相同モデリングを行った。MDシミュレーションとドッキング解析によれば還元型2-Cys Prx二量体の構造は2単量体が互いに離れたり近づいたりする搖動状態として存在すること,2単量体の間に配位子結合部位が存在し,この部位に配位子が結合すると構造搖動は低下し,2単量体由来の2システイン残基がジスルフィド結合を形成できない離れた状態で二量体状態は安定化すること,酸化型二量体ではこのジスルフィド結合を形成することが分かった。これらの機構がH2O2の還元剤としてのPrxのアロステリック阻害に用いられており,2単量体の間の配位子結合部位は抗癌剤発見の標的になり得ることを示唆した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  分子構造  ,  分子・遺伝情報処理 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る