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J-GLOBAL ID：201302289437417177   整理番号：13A1445293

創傷治癒に対する活性銀ナノ粒子

Active Silver Nanoparticles for Wound Healing

著者 (11件)： RIGO Chiara (Univ. Ca’Foscari, Venice, ITA) ,  FERRONI Letizia (Univ. Padova, Padova, ITA) ,  TOCCO Ilaria (Hospital of Padova, Padova, ITA) ,  ROMAN Marco (IDPA, CNR, Venezia, ITA) ,  MUNIVRANA Ivan (Hospital of Padova, Padova, ITA) ,  GARDIN Chiara (Univ. Padova, Padova, ITA) ,  CAIRNS Warren R. L. (IDPA, CNR, Venezia, ITA) ,  VINDIGNI Vincenzo (Hospital of Padova, Padova, ITA) ,  AZZENA Bruno (Hospital of Padova, Padova, ITA) ,  BARBANTE Carlo (IDPA, CNR, Venezia, ITA) ,  ZAVAN Barbara (Univ. Padova, Padova, ITA)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 14  号： 3  ページ： 4817-4840 (WEB ONLY)  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この初期的な研究では,銀ナノ粒子(Ag NP)に基づく包帯,Acticoat Flex 3を,in vitroの3D線維芽細胞および実際の部分的な厚さの火傷患者に応用した。in vitroの結果は,Ag NPsがミトコンドリア活性を大きく低下するが,細胞染色法は,細胞核の完全性が維持され,細胞死の兆候がないことを示した。初めて,透過型電子顕微鏡(TEM)および誘導結合高周波プラズマ質量分析法(ICP-MS)を,治療中の1人の患者から採取した皮膚生検に対し行った。結果は,Ag NPsが凝集物として遊離し,線維芽細胞の細胞質に局在することを示した。細胞死の兆候は観察されず,ナノ粒子は,上真皮と下真皮の細胞内で異なる分布を示した。Ag濃度の深さのプロファイルを,皮膚生検に沿って測定した。治癒した試料は,銀の多くは,表面層に残存したが,非治癒試料では銀はより深くに浸透した。培養細胞のAg濃度も測定した。臨床的観察とここで集めたデータは,以前に公表されている論文と一致し,創傷治癒でのAgに基づく包帯の安全性を支持する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *創傷治癒 ,  *ナノ粒子 ,  線維芽細胞 ,  *熱傷 ,  細胞生理 ,  透過型電子顕微鏡 ,  ICP-MS分析 ,  細胞死 ,  *生検 ,  *真皮 ,  包帯 ,  安全性
準シソーラス用語： *銀ナノ粒子 ,  ミトコンドリア活性 ,  *皮膚生検

分類 (4件)： 皮膚の基礎医学  (GF01020Y) ,  外傷一般  (GD02010O) ,  基礎治療学  (GC03012A) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 創傷治癒 ,  活性 ,  銀ナノ粒子