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J-GLOBAL ID:201302289528035374   整理番号:13A0471318

納豆菌Bacillus subtilis(natto)のバクテリオファージの研究および展望の概要

Overview of Studies on Bacillus subtilis (natto) Bacteriophages and the Prospects
著者 (1件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 305-310  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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納豆菌Bacillus subtilis(natto)によって発酵した日本の大豆食品の納豆は,バクテリオファージによってしばしば損なわれる。ファージによる納豆の汚染は,ポリ-γ-グルタミン酸(PGA)粘性の迅速な損失をもたらす。それは納豆の品質に影響する主要因子である。ゲノムDNAのホモロジーによって,納豆菌ファージは,2群(IおよびII)に分類された。ファージJNDMP(グループI)は頭部(直径,60nm)および柔軟な後部(7×200nm)をもっており,増殖のためマグネシウムイオンを必要とする。JNDMPは,一般化された形質導入ファージであることが分った。ビルレントファージONPA(グループII)は,さや(幅,23nm)をもった頭部(直径,89nm),収縮性のある後部(9200×nm)をもっており,増殖のため追加のマグネシウムイオンを必要としない。ファージの汚染によるPGAの損失は,ファージゲノム中でコード化されたPGA加水分解酵素PghPに起因している。酵素はPGAをエンドペプチターゼタイプ作用により,オリゴマーに加水分解し,PGA粘性を減少する。近時,ファージによる納豆の汚染は比較的稀少であるが,ファージはまだ工場の床に存在する。工場洗浄および労働者への衛生教育を通して,それらを防除することは最も重要な解決策であるように思える。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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食品の汚染  ,  野菜とその加工品 
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引用文献 (29件):
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