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J-GLOBAL ID：201302290334973908   整理番号：13A1686032

IceCubeにおけるPeVカスケードを理解する方法 エネルギーが小さいほど事象は多い

Demystifying the PeV cascades in IceCube: Less (energy) is more (events)

著者 (5件)： LAHA Ranjan (Ohio State Univ., Ohio, USA) ,  BEACOM John F. (Ohio State Univ., Ohio, USA) ,  DASGUPTA Basudeb (International Center for Theoretical Physics, Trieste, ITA) ,  HORIUCHI Shunsaku (Univ. California, California, USA) ,  MURASE Kohta (Inst. Advanced Study, New Jersey, USA)
資料名： Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology  (Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology)
巻： 88  号： 4,Pt.A  ページ： 043009.1-043009.15  発行年： 2013年08月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 1550-7998  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： IceCubeニュートリノ観測所は1PeV近くのエネルギーの2つのカスケード事象を観測した。(Phys. Rev. Lett.,111,021103(2013))。本論文では,新しい物理を導入することなく,これらのニュートリノ源を理解する可能性について考察した。従来型の大気ニュートリノと超高エネルギー宇宙線の伝搬で作られた宇宙ニュートリノの可能性は殆どないことを示した。大気即発ニュートリノや天体中のニュートリノの拡散バックグラウンドについては,さほど明確な結論は得られなかった。即発ニュートリノの可能性は低く,天体物理起源のニュートリノの可能性は高い。観測されたPeVニュートリノの起源を手っ取り早く明らかにするには1PeV以下のニュートリノカスケードを探せばよいことを指摘した。

シソーラス用語： エネルギー分布 ,  *実験 ,  カスケード過程 ,  大気ニュートリノ ,  ニュートリノ ,  宇宙線 ,  フラックス【流束】
準シソーラス用語： *IceCube実験 ,  *PeV領域 ,  宇宙ニュートリノ

分類 (2件)： ニュートリノ相互作用  (BF03030S) ,  宇宙線起源  (DB02020Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： カスケード ,  理解 ,  エネルギー ,  事象