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J-GLOBAL ID：201302290355965026   整理番号：13A1336985

メラミン尿素ホルムアルデヒド及びポリウレタン接着剤の硬化に及ぼすトウヒ材の熱処理の影響

The effect of the heat treatment of spruce wood on the curing of melamine-urea-formaldehyde and polyurethane adhesives

著者 (3件)： KARIZ Mirko (Univ. Ljubljana, Ljubljana, SVN) ,  KUZMAN Manja Kitek (Univ. Ljubljana, Ljubljana, SVN) ,  SERNEK Milan (Univ. Ljubljana, Ljubljana, SVN)
資料名： Journal of Adhesion Science and Technology  (Journal of Adhesion Science and Technology)
巻： 27  号： 17  ページ： 1911-1920  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： T0475A  ISSN： 0169-4243  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 木材を160-260°Cで熱処理することによって木材成分に化学的変化が生じ,寸法安定性が向上する一方でヒドロキシ基を主とする活性末端基の消失によって接着強さが低下する。また熱処理に伴う疎水性の増加によって接着剤の拡がりと浸透が低下する。これを検証するためにトウヒ材円板を100-230°Cで熱処理したものとアルミニウム円板をレオメータに取付け,両者の間に挿入したメラミン尿素ホルムアルデヒド(MUF)及び一成分型ポリウレタン(PUR)接着剤で接着する際のトルク計測による貯蔵弾性率の経時変化にによって接着特性を調べた。一方加熱に伴う木材の質量損失の加熱温度依存性を測定した。その結果熱処理温度が高いほどゲル化時間が延長し,接着強さが低下することを認めた。この影響は接着前に木材表面に水を噴霧することによって解消した。

シソーラス用語： *合成樹脂接着剤 ,  *メラミン樹脂 ,  尿素樹脂 ,  *ポリウレタン ,  *針葉樹材 ,  トウヒ ,  *接着強さ ,  架橋【高分子】 ,  反応速度 ,  *熱処理 ,  *温度依存性 ,  時間 ,  密度 ,  散水 ,  レオメータ ,  計測 ,  *ヒドロキシ基
準シソーラス用語： *ヒドロキシル基 ,  メラミン尿素樹脂 ,  ポリウレタン樹脂 ,  *硬化速度 ,  ゲル化時間 ,  *表面密度 ,  トルク計測

分類 (3件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z) ,  製材・加工  (FF05032S) ,  接着剤の性質・試験  (YK02000Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： メラミン ,  尿素 ,  ホルムアルデヒド ,  ポリウレタン ,  接着剤 ,  硬化 ,  トウヒ ,  熱処理