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J-GLOBAL ID:201302290377488400   整理番号:13A0644864

寄生バチIbalia leucospoidesにおいて生殖と摂餌戦略をリンクする: 摂餌は常に利益を伴うのか?

Linking reproductive and feeding strategies in the parasitoid Ibalia leucospoides: does feeding always imply profit?
著者 (4件):
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巻: 27  号:ページ: 619-634  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: W1719A  ISSN: 0269-7653  CODEN: EVECEJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リソース獲得および生命の進路を越えた異なる生物機能への分配は,動物の生殖成功にとって強い意味を持つ。動物はそれらの生涯の間に異なる環境条件を経験し,これがその生活史およびリソース分配戦略の造形において重要な役割を果たす。本研究において,寄生バチIbalia leucospoides(ヒラタタマバチ科)における生殖および生存機能への幼虫および成虫のリソースの分配を調べた。幼虫のリソース分配パターンは,成虫の体のサイズおよび成熟卵指数(OI;初期卵荷重および生涯生産力の間の比率として決定された初期生殖における外皮の相対尺度)から推定された;そして,成虫リソース分配は実験内実験における生殖,維持および代謝に対する成虫の摂食の影響を通じて調査された。野性におけるこの寄生バチによる食料獲得もまた評価された。サイズとOIの間の関連性は一定であり,このことはサイズを伴う初期卵荷重および生涯生産力への差異的なリソース分配が無いことを示唆した。この発見は,成熟促進性卵成熟戦略(OI=1)に対する適応モデルにより予測されたことに即していた。このことにも関わらず,I.leucospoidesは0.77という高いOIを示し,この種を弱い逐次成熟的種(OI<1)に位置付けた。成虫の摂食は発生後卵成熟に対して効果が無かった。しかしながら,食料が任意に与えられてさえも,このハチは摂食を通じてその寿命を拡張した。自由に採餌するハチの摂食行動に関して得られた情報は制限されているが,これらの結果は,野性における食料取り込みが,可能であったとしても,この寄生バチにおいて頻繁ではないことを示唆した。寄生バチにおける幼虫および成虫パターンの進化を駆動する,生殖機会や食料利用度のような環境因子の点に関して結果を議論した。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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動物生態学一般 

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